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SUPER SOUL SHOW column vol.3〜誰がプレイしているの?Who Playing JAMAICANS SOUL? Part.2〜
text:TURNER(King Ryukyu Sound)
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いや〜さぼってました!すみません!だいぶ間空いちゃいましたが、前回Vol.2からの続きを書いていきたいと思いますので、どうぞお付き合いの程を!

Vol.2ではお馴染みSKY JUICEとGLAMOUR WAYNEを紹介してみましたが、今回は、世界のSTONE LOVEのボス!ことWEE POWと、元々STONE LOVEのファンデーション・メンバーでもあるCANCERの事を書いてみようと思います。



FADDA WEEPOW! as known as WINSTON POWELL.
ロカチャンをチェックしてくれている皆様の中でSTONE LOVEを知らない人はさすがにいないっすよね!

Jamaica代表世界NO.1で知られるBig sound。39年間常にシーンのトップに君臨し業界をリードするリーディング サウンド。それがWorld Immortal Stone Love Movement。そのオリジネーターこそが今回紹介するWeepowである。

やっぱ、なんやかんや言っても僕自身Weepowの影響はかなり大きいですね。

プレイスタイル、セレクション正にワン&オンリー。ジャマイカでは指折りのSoulレコードのコレクターとしても有名というのは、あまり知られてない事実だろう。

やっぱ始まりは1本のカセットテープからでした。

1曲目が前回のコラムで触れた [Asking for Love]/Fab 5 からスタートするやつで、Frankie Avalonの [Venus]、そんで、同じタイトルのSam Cook!同じ曲をお馴染みのレギュラーから、そして自身のFavoriteのテイクへ。そういう流れ的な事がわかったのは、そのカセットを聴き始めて何年も経ってから。

最初は誰の曲でタイトルさえ知らない状態。飽きもせずにリピートの日々。
とりあえず、勝手にヤバい!って思い込んでしまってたもんだから探しに探した思い出が今でもはっきり覚えてる。

Weepowのプレイスタイルとして一つ特徴を挙げるとすると、やはり先に書いた「オリジナルをかけて、とっておきのカヴァーをプレイする」! これは、プレイしたあとのオーディエンスの反応を見るのが楽しみでしょうがないという心理だと思うんだけど、やっぱそれを真似てみるとその楽しみが充分に伝わってくる(笑)そこで、MCを挟んで「これは、誰もプレイできないエクスクルーシヴ・チューンだぜ!」ってのがパターンの一つ。最高にヤラれる瞬間でもある。

それで、もう一つのプレイパターンとして挙げられるのがVocal Versionをプレイして、その後に、Instをかけるという流れがある。

これも最初は完全に?な世界でしたね。ロングバージョン?と思うときもあれば、あきらかに違うレコードってわかるかけ方もあったり。

そうプレイする事によってロングバージョンという位置づけをしているのか、もしくは「こういうレアなインストがあるんだぜ!」的な意味合いがあるかは、いつか氏に聞いて見たい質問の一つでもある。

例えば、僕も良くプレイする(Dubまで録った)Young-Holt Unlimitedというグループの [Soulful Strut] という曲(レゲエ界ではFreddie McGregorが [That Girl] という曲で演った曲でお馴染み)。その曲は元々インストで、同じレーベルでBarbara Acklinという女性シンガーが歌う [Am I the same girl] って曲をプレイして、その後に [Soulful Strut] をプレイするってのが流れ。ちょっと、マニアックな話ですがそういう洒落たミックスをWeepowがやるんすよね。

もちろん、僕もおもいっきり影響されてプレイしてますので「Super Soul Show」のCDを聞いてもらえばわかるかと思います。

その昔、WeepowがSoul segmentをプレイしているカセットの中で、リリックに沿ったソウルを次々とプレイしていく流れの、Arthur Alexanderというアーティストの [Sharing Night Together] という曲にかなりハマって、ジャマイカで運良くゲットしたのを覚えてる。

それで、10年ぐらい前にWeepow & Roly、売り出し中のカーテルとマーシャルを連れて日本に来たときに、アーリーでソウルをちょこっとプレイするチャンスがあったんです。Weepowがクラブに来る迄その曲を温めておいて、姿が見えたときにタイミングよくプレイする事ができた。

MCで、「この曲はFadda Weepowが俺に教えてくれたBig Tuneだ!勿論今夜この曲はWeepowの為にプレイするぜ!」って言って、震える右手でレコードに針を落としたのを今でも鮮明に覚えている。そんで、のそ〜っとしたあの巨体でブースに上がってきて「Big Tune!」と言って拳を突き出してくれたのが、今迄こうやってサウンドを続けてこれたきっかけかもしれない。

Fadda Pow! Real M.A.N! である。

Weepowも好んでプレイする曲がこのあたり。7インチで入荷です!

<PICK UP RECORDS!!>
・[DOWNTOWN] / PETULA CLARK
・[PRIVATE NUMBER] / JUDY CLAY & WILLIAM BELL
・[WHAT'S GOING ON] / MARVIN GAYE
・[MY GIRL] / THE TEMPTATIONS
・[WAKE UP EVERYBODY (PART 1)] / HAROLD MELVIN AND THE BLUE NOTES




CANCER / VENUS
80年代、Stone LoveにRoryがメンバーとして加入してそのスタイルを確立してゆく流れの中で、時を同じくしてメンバーとなったのがCancerとWeepowは語っている。

その昔、カセットで聞く事のできた数々のレアなダブプレートの中で、アーティストが必ずイントロでBig Upするのが、Weepow、Rory、Cancerというお馴染みの名前。そこでもその存在を確認する事ができる。

90年代初頭にリリースされた、Stone LoveのDub PlateオンリーのLPの裏ジャケットでもその姿を確認する事ができるんだけど、「あー、この人がCancerか〜」っていうのが僕の最初のイメージ。それで、たまたまカセットでCancerがMCをしながら渋めのロックステディあたりをプレイしているのを聞いて、「あ、このおっちゃんは渋め専門なんだな〜」と認識する事になった。

これもまた、10年ぐらい前に「CancerがStone Loveとは別にVENUSというサウンドをやってるらしいよ」という事を知ってから、かな〜り気にし始めるようになった。

VENUSのカセットで丸々1本ソウルばっか!ってのをゲットして、「うわ〜何これ?このおっさん、Weepowとは全く違う!このおっさんのプレイする曲濃いな〜」ってのが最初の印象だった。それから、もう一つ!「MC訛り過ぎでしょ〜。聞き取りにくっ!」って感じでどんどん、Cancer Worldにハマっていった訳である。

Dorothy Moore(ドロシー・ムーア)という、ジャマイカでもすごい人気のあるアメリカの女性のソウルシンガーがいる。その彼女をCancerのMCでは、ダルチモアと紹介しているんだけどそれが全く誰かわからなくて、何年後かに「あ〜ドロシー・ムーアってのをダルシモアっていってんのか〜」って気づいた時、すんげ〜訛り過ぎでしょ〜って。

Cancerは、とりあえず1曲1曲その訛ったMCで丁寧に丁寧に曲をかけていくってのが彼の印象。というかプレイ・スタイル。サクッと思い浮かぶ鉄板チューンがこの辺ですよ。

<PICK UP RECORDS!!>
・[I SHALL BE RELEASED] / THE BAND
・[THE END OF THE WORLD] / SKEETER DAVIS
・[ONLY YOU (AND YOU ALONE)] / THE PLATTERS
・[THE WAY YOU DO THE THINGS YOU DO] / THE TEMPTATIONS
・[TRY IT ON MY OWN] / WHITNEY HOUSTON
・[EVERYBODY NEEDS LOVE] / GLADYS KNIGHT & THE PIPS

しかも、レゲエの元ネタ等もプレイするけどやっぱ、このおっさんはまた違うかんじでマニアック。サウザン、ノーザン問わずソウルの深さとレゲエとの関連性を感じさせる選曲はかなり勉強になる。WEEPOWに並んでかなりのコレクターというのも噂ではないというのがその選曲でよくわかる。是非、機会があれば両氏の音源もチェックしてもらってJamaican Soulの世界を楽しんでもらいたいです!



<Hard to Find Records 〜レゲエ?ソウル?あの曲を探して〜> pt.2
[Let True Love Be (Your right on MAN)]/Ernest Wilson (Wild Flower) 1976
この曲を初めて聞いたときは、てっきりアメリカのソウルだと思い込んでました。のちに、ベテラン・レゲエシンガーのErnest Wilsonと分かったときには、「うわっすげ〜」って意味もなくテンションあがりましたね。この曲はCancerあたりが結構好んでSoulと一緒にプレイしていて、もの悲しいイントロからグングンと引き込まれていく様な展開がかっこいい曲。

実はこのレコード、A-SIDEとB-SIDEが続いているロング・バージョンなんです。なんで、状態のいい盤を2枚揃えないとコンプリートできないというオチがあって、勿論堀まくりましたよ。良盤に巡り会う迄、5枚ぐらいは買いましたね(笑)

で、去年ぐらいに発見したのが、Harold Butler氏のアルバムに挿入されている完璧なロングバージョン!これまた、レアな曲満載の1枚でして、巷で売ってるレアなスニーカーぐらいの値段はしましたよ。

ということで、久しぶりのコラムでしたがいかがだったでしょうか? 今、ROCKERS ISLANDでもソウルの7インチが沢山入荷しているので、僕の知ってる曲やおすすめの曲なんかも随時ご紹介していきたいと思います。ぜひ、ゲットして現場でプレイしたり家でまったり聞いてくださいね!

■Fadda-T a.k.a. Turner from King Ryukyu Sound
1991年日本で一番ジャマイカに近い島沖縄で自身のキャリアと同時にKing Ryukyu Soundを立ち上げる。今年20年目を迎えた日本でも屈指の老舗サウンド。

Soundの活動は主に90年代に全国にその名が広がりMighty CrownやGuiding Star等と一時代を築く。その後、幾多のメンバーチェンジを経て、近年はセレクターのSaluteと二人で活動。

現在、King Ryukuの活動と並行にFadda T's SUPER SOUL SHOWと題し、自ら提唱するJAMAICAN SOULというオールドソウルやレゲエの元ネタを中心とした選曲をメインに全国主要都市のレゲエクラブでプレイ!同タイトルのMixCDやライヴCDもリリースし、新たなムーブメントを巻き起こしている!
2011.09.13:R.CUBE
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