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OKAMAIの「Wah Gwaan JAMAICA」〜Markus Recordと2012振り返り編〜
text / photo:OKAMAI
おひさしぶりです。アレしようコレしよう!なんて考えてる間に月日はあっというまにたつものですね〜。ジャマイカも相変わらず蚊はいるけど夜は涼しくなる日もあります。といってもノースリーブはちょっと寒く、長袖どまりですが。今回はブジュの息子マーカスが輝いてるもんでマーカスのインタビューと、毎年お決まりのOKAMAIの選んだ2012年曲について書いてみます。



〜 Markus Record のマーカスにインタビュー 〜

今ジャマイカでどこのダンスでも大盛り上がりでコマゲンの嵐!一番勢いのあるプロダクションMarkus Recordのマーカスにインタビュー!

キングストンのGargamel スタジオはBuju Bantonのスタジオ。この2階で暮らし、常に彼の音楽に1番近かったマーカスも、立派なプロデューサーとして活躍中。普段テレビインタビュー以外は受けないとマーカスの話を聞いていたが、何度かのお願いで実現することができた。

Okamai(以下O):まず自己紹介を!
Markus(以下M):マーカス マイリーだよ。マーカスレコードのプロデューサーだ。最高の伝説レゲエアーティストBuju Bantonの長男だ!

O:何歳なの?どういうきっかけで今に至るの?
M:18歳だよ。学校の友達とDJしてたんだ。僕はDJもするんだよ。自分の家でプロデュース業を趣味でやってたんだ。CPTC( クリエイティブ・プロダクション・トレーニングセンター)に行くまで、プロツールやアクティブプロなんかを使ってね。CPTCはジャマイカにある大学だよ。学校でエンジニア業を学んで、ここ父親のスタジオを使ってやっているんだ。

O:最初の曲は?
M:Black Rynoで [Beating City]。去年の10月だよ。あ!今日でプロデュース活動を始めて1年と2ヶ月目だよ!!!最高な気持ちだね!いい感じで今年に入ってから毎月続けてプロデュースをしてるよ。Kiprich、Sizzlaなどをプロデュースした "5th Gear" riddimも同じくすごくうまくいってるよ。

O:どうやってSizzlaをブッキングしたの?Sizzla以外にもElephant Man、Mavadoなどのビッグネームもプロデュースしてるよね?
M:Ninja KidがBujuの息子だって言って、たくさんのアーティストを紹介してくれたんだ。みんなBujuをアーティストとして、伝説としてファンデーション・アーティストとしてすごく尊敬してるから、僕のことも尊敬できる若いユーツだといってみんな一緒に仕事してくれるんだ。

O:2月に [Lose Your Love] をBujuがボイス!どういうシチュエーションで?どうやって??
M:ミステリーだね。答えは【ミステリー】の一言! ただレコーディングしたんだ!ミステリー!以上!(笑顔でコレ以上はしゃべれないよ系モード)

O:え〜と、じゃあNinja Kidとの [Dem] について聞かせて!
M:(ちょっと嬉しそうに、声大きめになる)Ninja Kidとの曲で、初めて僕の歌った曲で、沢山ラジオでもかかった、ローカルでも世界でもかかったビッグソングだ!ビッグビッグソングだよ!!

O:今一番ダンスホールでやばいチューンなのが、彼のプロデュースした [Bad Mind Dem A Pree]。これはどういう経緯で作ったの?
M:Yeah!これはジャマイカだけでなく日本でもだろう!? 世界でもチャート1位にもなってる曲だ!ダンスホールで1番イケテル曲だね。アイデアはI-Octaneと電話で話してて、やっばいシングルを録りたいんだって言ってたんだ。リディムもアイデアもすべて電話でしゃべりながら組み立てていってできたんだ。これはコンビネーションにしてったほうがいいぞ!でも誰だ??ってなった時にBounty Killerってなった。すべてのこのアイデアにあてはまったんだ。Bountyはバッドマインド系の曲を今までに出したことがなかったから。すべてにおいてうまく咬み合って、3日以内に世に出したビッグチューンなんだ。(この曲は今のジャマイカの盛り上がり曲1番だ。男ダンサーが群がり中心で踊りまくる。そんな光景をどのダンスでも見るし、コマゲンが多いのもこの曲)

▲ [BADMIND DEM A PREE] / I-OCTANE ft. BOUNTY KILLER
O:今後のプロジェクトについて教えて
M::"Street Bomb" riddimがかかってるね。Bounty、Beenie、Tony Matterhorn、Black Ryno、で僕!そのあとの "Bar Bounce" riddimもやばいぜ!!Mavado、Black Ryno、Elephant Man、Ladenなどをボイスしたんだ。(この原稿を書いてる3日前に届いた)

▲ "Bar Bounce" riddim

ちょっと前も [Sandy] という曲をそこにいるQuarityというラスタアーティスト、I-Octane、Black Rynoとかたくさん人がいたんだ。それで、Quarityがギターひきだして歌い出したら盛り上がって「ヨオ!この曲はやばい!」ってみんなで盛り上がったんだ。すぐドラムも入れてできあがった曲で、[Sandy] はこの間ジャマイカだけでなくアメリカも襲った大型ハリケーンだけど、よく聞くと女性のことを歌ってるんだ。ユニークな歌でみんなも気に入ってくれたら嬉しいな。

O:5年後の自分はどうなってるの?
M:知らないよ。未来は見ることできないしね(笑)えーと、いくつかのプロデューサーとしてのアワードを手に入れて、歌もコンビネーションでも賞を取りたいんだ。マーカスレコードはダンスホールミュージックを確立させて、ローカルだけでなく世界でも通用させる会社になるんだ。

O:日本についてどう思う?
M:日本はダンスホール音楽にすごく影響をうけている。ダンスホールファンがたくさんいるし。お金を必死に稼ぐかのように一生懸命になるくらいレゲエが好きなのさ。

O:日本行ったら何したい?
M:わかんないよ。君がまず僕を日本に連れてって。


O:Bujuとの思い出話し何か聞かせて!
M:よくわからないな。。。誰か代わりに答えてよ。(スタジオにいる人達に振る)ただここにいつもみんないて、レコーディングして、ガンジャ吸って。僕は彼のエンジニアをしてた。彼から色々学びたかったんだよね。


O:マーカスには、一体どこに行けば会えるの?
M:ガーガメルスタジオだね。僕はいつもここにいてセキュリティはいるけど、日本人はいつでもウェルカムだよ。

O:何か一言!
M:Big Up 日本のみんな!Daniel RoseとD'East("Bar Bounce" riddim)を来年チェックしておいて!マーカスレコードと契約したんだ。(ジャマイカの新聞「Star」にも載っていた)ジャマイカに来たらマーカスもチェックしに来てね!


マーカスはいい意味でBujuにそっくりだ。しゃべっていてメディアだからと言って【いいこと】を言おうとしない。感情をそのままむきだしでくるし、「やっと僕のインタビュー取れて良かったね」とちょっと小生意気な部分、若いのに大物感が漂いまくり、コンピューターの前に座って集中した時のなどリズムをとる首の動き、手足の長さ(とにかく背も高いしひょろっと長い)などBujuとダブるところが多すぎて嬉しくなった。

ジャマイカに帰ってきたBusy Signalも即、前日にスタジオに来て今後の話をしたという。その他にもRomain Virgo、Christopher Martinなどを予定してるワンドロップも聴いてるだけでも良さそうで、朝も早く起き、週末はビュンと田舎に行く。アップタウンのパーティーからお決まりのダンスまで幅広くプロモーション活動するパワーは、若さからくるものなのか?いやBujuのゲットーからトップにのぼりつめ、刑務所に入りながらもみんなから尊敬される偉大さ。

自分だけでなく若い子にもチャンスをとリードする力。(Bujuも当時サウンドマンだったSpragga に「歌ってみろ」と歌わせ、そこからSpraggaがDJに転身。そしてラスタでもないNewKidzを弟のようにかわいがりツアーにも連れて行ってた)みんなを惹きつける力強いDNAも、相当キイてるんだろうなと感じる。 

早く親子の一緒にいる姿をナマで見たいなあと思いつつ、まずはマーカスの動きから目が離せない。



〜 2012年曲ベスト3 〜

【1位】[Affairs Of The Heart] / Damian "Jr. gong" Marley
もうこれはみんなそうなんじゃないかな?出てすぐ「もうこの曲が1位だ」って思ってました。ひさびさのDamianのラブソングはがっつり心もっていかれましたね〜。ジャマイカではギャリスがビガップされて、この曲かかることが多いです。SumFestでの私が撮った映像はこちら。ダブも日本で数サウンドしか持ってませんね。

今年もDamianのダブ委託業をしまくったのもいい思い出です。Akon、Snoop Lionなんかもジャマイカ来ちゃいましたから。Jamaica独立50周年ということもあって、Marleysはジャマイカ滞在が多くショーも多かったですね。



【2位】[Box Of Money] / Mavado
マイアミにいることが多かったMavadoですが、コンスタントに曲は出てて、相変わらずこの曲がダンスの盛り上がり絶頂場でかかるというのは変わらないですね。ひさびさにやったGuinessのショーでは、50分のステージでとにかくサビ部分のヒット曲メドレーなわりに、意外とウケてないのが特徴でしたが。



【3位】[Gal A Bubble] / Konshens
今年、Konshensはインターナショナルアーティストとして世界に羽ばたいた感がたっぷりです。自分のクルー《Sub Konshus》のメンバー、Konshensが音楽は実兄が教えてくれたという実兄で、元SojahとしてKonshensと2人組だったDelus(What Tomorrow May Bring)や、Darrio(Si Dung)も羽ばたける場をたくさん作っていました。



来年はどんな曲聞いて心撃たれてるのでしょうか。いやあ、やめられませんね。



Jamaica 50周年、Stone Love 40周年、私ごとながらFREMAGA5周年、I-Van率いるブラッカニーズの世界優勝、SumFestでの感動的なShabba Ranks、Miss JamaicaがChinoとの子供出産、GACHAPAN RECORDSのCharly Blackの [Unstoppable] がジャマイカのラジオでかかりまくってる、ボルトのオリンピック世界新アゲイン、ジャマイカ勢の1、2、3位獲得などの明るいニュースが多かったように感じます。

来年もジャマイカからイベントやHotなアーティストたちを紹介していきますね!今年も見ていただいてありがとうございました。ジャマイカで来年はリンクしましょうね〜。そしてRockersのみなさま、うちの商品JJ Goodiesのお茶缶含めお世話になりました&末永くよろしくお願いします!

Happy Merry Christmas & Happy New Year!

■Okamaiプロフィール

1976年4月26日生まれ / 牡牛座

無料フリーペーパーFREMAGA(フリマガ)の編集担当をMEGUMIと一緒に務める。自宅はジャマイカ、事務所は渋谷。毎月海外問わず、どこでも出没するレゲエ好き、遊びが仕事の自由人。メインの仕事はグラビアコーディネーター。

「世界の危ない歩き方」も彩図社より発売中。

2012.12.20:R.CUBE
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