◆ DAY 1
16:00 キングストンを出発、山小屋へ
18:00 山小屋到着
20:00 夕食、仮眠
◆ DAY 2
01:00 山小屋から登山開始
05:30 山頂!
10:00 山小屋に帰還
15:00 山小屋からキングストンへ
午後4時。
キングストン市内からMavis Bankという山間の町を目指す。
ここまではどんな車でもアクセス可能だが、その先は道が悪いのでジープに乗り換えて山小屋を目指す。
70年代な渋いジープに激しく揺られること20分…。
午後6時。
標高1,280m地点にある山小屋に到着!
山小屋とは言っても築100年強の古民家。建築当初はたいそう素敵なお家だった雰囲気があり、骨董品に囲まれていて今でもなかなか趣がある。
小屋には電気が通ってないので夜はランプの明かりのみ。
家の周りにそびえ立つユーカリの木々はその昔、家主がオーストラリアから輸入したもので、ジャマイカではここにしか生息していないという。木々がマイナスイオンを発していてすごーくいい匂い。
▲ Photo by http://www.whitfieldhall.com/WHHome.html
夜8時。
山小屋のお手伝いさん達が用意してくれたジャマイカの田舎料理を堪能し、キャンプファイヤーするなり、仮眠するなり、思い思いの時間を過ごし、夜は更けていく。(ここまでは旅行気分で楽しい!)
深夜1時。
いよいよ山小屋を出発し、登山開始。登山の必需品は、水、小腹を満たすお菓子やフルーツ、雨がっぱ、懐中電灯。山頂は風が吹き荒れて寒いので厚手のセーターも忘れずに。
登山道の中継地点あたりにPortland Gap/The ranger stationと呼ばれる休憩スポットが一カ所ある。とりあえずそこを目指し1時間半から2時間歩く。この休憩スポットまでの道のりが一番急勾配で息が上がる。辺りは真っ暗闇なので懐中電灯の明かりだけを頼りにひたすら歩く。(暗すぎて写真撮れず)
深夜3時。
Portland Gapでトイレ休憩を済ませ、再び歩き出す。ここからは道幅も狭くなり、ひとりがやっと歩ける程度。砂利も多く、岩場を跨いで登るようなところもあってラフな山道。(懐中電灯も消して辺りを見渡すとホタルがキレイに飛んでるよ!)
ひたすら暗闇を歩き続けたところで、やっと現在地点を示す看板に遭遇。表示によると、頂上まであと1.5マイル(およそ2.5キロ)!
しかし、この2.5キロがとてつもなく長く辛いものとなる。歩けど歩けど山頂に到着しない。霧に覆われているので水たまりも多く靴はびしょぬれ、運動不足の都会人は足腰も痛み出す。自分との戦いで、二度と戻ってくるか!と思いながらも一歩。また一歩。。。あと数百メートルで頂上に到着するだろうと思われる頃には辺りが少しづつ明るくなり始めて幻想的な風景。
早朝5時半。
夢に見た山頂に到着!がしかし、この日は霧が濃く、日の出どころか絶景も見えず(ショック・・・)。
晴天に恵まれることは稀だが、運が良ければジャマイカ中を見渡すことができ、キューバ島まではっきり見ることができるという。
アジサイが綺麗に咲いていたのが印象的だった。
午前6時半。
来た道をひたすら下る。無性にトイレに行きたくなり、疲れを忘れてPortland Gapまで山道を駆けて降りる(登山メンバーのジャマイカ男子も驚く早さ!)。
Portland Gapからは例によって急勾配なので下り道は膝が痛む。
この頃には「足が棒」状態に。
気力だけでひたすら山を下る。
途中、絶景ポイントがいくつかあり、山小屋付近はコーヒー畑だということも判明。
午前10時。
日もだいぶ照り出した頃、無事、山小屋に帰還!山小屋では登山しなかった待機組が温かく迎えてくれ、疲れもぶっ飛ぶ達成感を味わう。
山小屋のお手伝いさん達が作ってくれたジャマイカンな朝食で栄養補給。登山はとにかく辛く、肉体的にこんなに辛い思いをしたことあったっけ?と自問自答してしまうような悲惨な状況だが、終わってみればすべてはいい思い出。
ジャマイカの山は、海とも街とも違った顔を持っていて素晴らしい。
ジャマイカを訪れた際はブルマン登頂にも是非チャレンジを〜!
今回お世話になった山小屋Whitfield Hallのウェブサイトはこちら(ジープの手配、山小屋宿泊、登山、まとめてアレンジできる)。→ http://www.whitfieldhall.com/WHHome.html
■Sachica プロフィール
ジャマイカ在住。
2011年、歴史遺産学修士号取得。
ジャマイカの歴史、文化遺産、観光ガイド本の類を出版するのが密かな夢。関係業界の方々からのご連絡をお待ちしております!
2012.07.06:R.CUBE
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