「ファッションを通してAnSWeRを知ってもらった方に、レゲエを知ってもらいたい」の願いをもって、毎年アニバーサリーのたびにオリジナルMixCDをリリースするAnSWeR。2011年に、4部作でリリースした作品の中から、STONE LOVE 「TAITU RECORDS SAMPLER」をテーマに日本のレゲエファンに向けて語る。
-1- 日本のマッシヴに自己紹介をお願いします。
私の名前はAMANDA FORD(アマンダ・フォード)、アメリカの中部ネブラスカ出身で、今はニューヨークのブルックリンに住んでいます。ルーツとダブのヴァイナル・レーベル TAITU RECORDSを運営しています。レゲエ・ビジネスに始めて関わったのは何年も前で、私の故郷でCARTER VAN PALTとルーツ・レゲエのラジオ番組をしていたのが始まりです。
UK DUBは70's、80'sのルーツを取り入れながらも、新しい要素を加えて進化しています。そして若者にとても人気があり、今、UKやヨーロッパで一番売れているのもルーツ・ミュージックだと言えます。DAWEH CONGOの「GO WITH JAH」でもわかるように、私はステッパーではなく、ワンドロップ・スタイルを好んでいるので、今後発表していく曲もこのスタイルです。TAITUレーベルが他のUK DUBレーベルと異なるのは、ニューヨークにいるからこそ独特な自分のテイストを提供できる点です。私は、ジャマイカとUKの中間にあるこのスタイルをブルックリン・スタイルと呼びたいです。また、UKのスタイルに重きを置いて制作をしてはいますが、常にジャマイカと密接に関係した音楽を作っていきたいとも考えています。
-4- 今回のCDのミックスをRORY(STONE LOVE)に頼んだのはなぜですか?
UK ROOTSのシーンとジャマイカのレゲエシーンは長い間切り離されていたという問題があります。UKのシーンは最近のジャマイカのヴァイブスを感じられていないし、ジャマイカはDUBのスタイルを評価していません。
YAMI BOLOの「WAR IN THE GARRISON」をリリースした時、伝説のRORY(STONE LOVE)が私の曲に興味を持っていると聞き、私はゾクゾクしました。WOW !! UKシーンの誰もが、このようにジャマイカの関心を得る事を夢見ています。それからRORYと私は音楽やアイデアを交換してコラボレーションするようになりました。私は、彼の作品や彼がルーツに焦点を当てている事を本当に評価しています。彼のプロデュースするJAH 9は驚くべき新しいルーツ・アーティストで、そのスタイルは独特なものです。彼は私に、もう一度ジャマイカにルーツの時代がやって来るという希望を与えてくれました。彼のような、ヴァイナルをプレスしダブ・ヴァージョンを作るプロデューサーがジャマイカでもっと増える事を楽しみにしています。
また、LINVAL THOMPSONの「DREADER THAN DREAD」も、とても人気のある曲です。次にYAMI BOLOの「WAR IN THE GARRISON」も挙げなければなりません。この曲は私にとって運命的なものでした。ある日、ブルックリンのスタジオから「YAMI BOLOが近くにいるよ」とメールが届き、私は思いつきで「いいんじゃない!?」と考えました。その日は録音をする予定はしていませんでしたが、何かが私をスタジオへと導きました。音楽の旅というのは神秘的なものです。私は神の声に従うということを学びました。
また、DAWEH CONGOの「GO WITH JAH」にも触れなければなりません。この曲は私にとってTAITUレーベルを次のレベルに持っていってくれる曲でした。リリック、制作等、全てがネクスト・レヴェルです。また、STONE LOVEが特にこの曲をよくプレイしてくれるので "STONE LOVE TUNE" だとも言えます。私にとってはとても名誉な事です。
私は昨年後半からギャロッピング・タイプのスタイルにはまり、GREGORY ISAACSの死後、彼の曲 "REPORT TO ME" にとても心を動かされていました。RUSS DISCIPLESがこのアイデアに賛同してくれて、このすばらしいリズムが完成しました。私はすぐにジャマイカに飛び、MARK WONDER、MIKEY MELODY、ABIJAH、MAX ROMEOとCOLOGNEをそのリズムに乗せ録音しました。チャンネルワンサウンドシステムがこの一連をダンスでプレイし、かなり話題になりました。
AnSWeR × STONE LOVE × TAITU RECORDS
STONE LOVE 「TAITU RECORDS SAMPLER」
Now on Sale / 1,890 yen (tax in)
Mix & PRESENTED:RORY from STONE LOVE
PRODUCTION by:ERROL ARAWAK / DOUGIE CONSCIOUS / RUSS DISCIPLE / AMANDA FORD / RORY GILLIGAN
EU DISTRIBUTE:SUPERTONE RECORDS (BRIXTON-LONDON UK)
JAPAN DISTRIBUTE:ANSWER CLOTHES
*日本盤はCDジャケット中面にHI FASHION RECORDSによる解説テキストが掲載されています。
「TAITU RECORDS - SAMPLER VOL.1」は、N.Yの女性プロデューサーAMANDA FORD率いるレーベルTAITU RECORDSと、STONE LOVEとのEU向けオフィシャル・コラボレーションミックス。これまでTAITUがリリースしてきた音源を、RORY STONE LOVEがミックスしMCをのせるという、UK ROOTSとダンスホールを融合させた非常に画期的なスタイルである。誰もが驚くエレファントマンから始まるイントロの細工、随所にちりばめられた軽快なMC、RORYがかもし出すジャマイカン・バイブスによって、現在進行形のUK ROOTS シーンを違う角度から感じる事が出来る。【全曲、日本でマスターリング済みの高音質盤】
<TRACK LIST>
1 INTRO BUN BAD MIND
2 BORN A FIGHTER / PRINCE ALLA
3 DREADER THAN DREAD / LINVAL THOMPSON
4 SOME A DEM / PRINCE ALLA
5 THIS FEELING / PRINCE ALLA
6 NO PULL OVER / COLOGNE
7 WAR IN THE GARRISON / YAMI BOLO
8 CALL ON H.I.M. / FRED LOCKS
9 STANDING STRONG / CHRISTINE MILLER
10 SLAVE DRIVER / JUNIOR WILSON
11 PRETENDER / COLOGNE
12 MOTHER EARTH / CHRISTINE MILLER
13 ONE WAY / COLOGNE
14 LUMP SUM / LINVAL THOMPSON
15 IT DREAD / JOHNNY CLARKE
16 AT ALL / FRED LOCKS
17 THY KINGDOM COME / FRED LOCKS
18 REAL BATTLE AXE / MARK WONDER
19 GO WITH JAH / DAWEH CONGO
20 GIVE ME JAH LOVE / JUNIOR WILSON
21 RICHES / COLOGNE
22 LEGITIMATE / JAH9