けれども、近年ヒルトンホテル内にジャパニーズ・レストラン(ちゃんと日本人がいます)が出店したり、ニューヨーク系のジャパニーズ・レストラン・チェーン"East"(こちらも日本人常勤)も連日盛況で味もイイ感じであるが、もちろん値段もそれなりにイイ感じにはなってしまう。イタリー代表One Loveのボスも"Sushi"を喰っていた。あと、ついでに言うと、いくらスープだからといって『みそ汁だけを最初に持ってくる』のは辞めて欲しい。
日本料理も安心だが、さらに刺激を求めていた頃に、友人のマサに案内してもらった"タイ・レストラン"に昨年あたりからハマっている。パサパサしたタイ米とジャマイカの米は元々似ているし、グリーンカレーのココナッツテイストもジャマイカンに受け入れられるような気がする。熱帯系の料理を汗をかきながらキングストンで食べるのがナイスである。あと、ジャマイカ人が"トムヤンクン"と言うのが個人的にツボであった。
かつては、犬肉使用という"都市伝説"を持つ一般ジャマイカ人のファーストフードである"パティー"も時代とともに進化している。簡単に言うとミートパイであるが、黄色い看板のチェーン店"ジューシー・パティー"ではビーフはもちろんチキンやエビやロブスターや、最近流行のネーミングの"メガ・パティー"が一部店舗で登場している。中身はミートのほかにレタスやトマトなどが入って、とりあえず"メガ"なのである。夕方の渋滞時に車内喰いでハマった一品である。
こっちに来ると、自然に鶏肉中心の食生活になる。"KFC"や"アイランドグリル"や"路上のジャークチキン屋”などで現地ヤーディーや欧米人は鶏の胸肉部分を求める人が多いが、純度100%日本人の自分にはパサパサした感じの胸肉よりも、もも肉がとにかくジューシーに感じる。夜のダンスでハイネケンを飲むと、やはりジャークチキンが食いたくなる。もともとレッドヒルロード沿いに多くのジャークチキン売りがいるのは有名だが、リガニーを通りすぎたホープロード沿いの通称"革靴野郎"のジャークが神である。下味もしっかりワッショイで最高である。
ジャマイカは最近、建設ラッシュなのか空港やバスターミナルなどが新しく生まれ変わろうとしている。街にも海外資本が入ってきてる感を感じた。ポートモアまでの高速道路も実に快適で、ある意味ジャマイカを感じさせないくらいだ。キングストンから、昔ながらのスローライフが消えようとしているが、あの頃のボブ・マーリーは今でも同じようにこの街のテーマ曲である。
2007.03.14:MJR Kyara「SPAM日記」