そんなジャマイカですが、Stone LoveとFire Linksの5年にわたる争いが終結して、3月には同じダンスに出演予定だったり、Scare Dem CrewがAllianceと新曲をリリース予定など、なにやら面白い動きを見せているようです。
また、アメリカのVP RcordsがイギリスのGreensleevesを買収し、世界最大のレコード会社になった、というビックニュースも飛び込んで来ました。
2008年も激動!のレゲエ業界?!
今年も良い意味でのびっくりニュース、色々期待してます。
今月のコラム、まずは大阪ショップから嬉しいインフォメーション。
大阪店では、2月24日(日)、初のインストア・ライブが決定!記念すべき第1回目のアーティストは、2月14日にNew Single [Friends] をリリース予定のJing Teng!!!詳しい内容はフライヤー、ロッカーズ・アイランド通信、ロカチャン Head Lineにてご確認下さい。きっと貴重なライブになるはず。是非遊びに来てくださいね。また、2月10日(日)には、Burn DownのKazuがB1レコード売り場にて、店内プレイ。2時〜7時の間にレコードをまわしに来てくれます。
こんな感じで、日曜日の大阪ショップでは、不定期で面白いこと企画して行く予定です!
さて、本題の注目商品ご紹介ですが、今回は良質のジャマイカン・ミュージックを届けるべく立ち上げられたレーベル『Koyashi Haikyu(こやし配給)』からリリースの「Penthouse Singerz」を特集します。
その前にまずは、Penthouseレーベルについて少々解説。
Penthouse Studioは、1987年にDonovan Germainが設立。早速、そのクオリティーの高さからレコーディング依頼が殺到し、瞬く間にトップ・スタジオへ!現在トップ・プロデューサーであるDave Kelly、Tony Kelly、Lenky等も、過去にはこのレーベルで活動していました。
所属アーティストは、Buju Banton、Wayne Wonder、Garnet Silk、Tony Rebel、Terry Ganzie、Beres Hammond、Marcia Griffiths、Cutty Ranks等々、バラエティーに富んだ豪華なメンツ。ヒット曲は数知れずで、80年代後半から90年代にかけてのダンスホールを支配していました。
そして、今回のこのアルバム「Penthouse Singerz」。内容は、ど真ん中のビッグ・チューンというより、良い意味でちょっと外した、ツボをつくチューンが多数収録!聴いたら、「あぁ、コレ知ってる!好き好き!!」と、なる事請け合いです。
例えば、名リディム"Love I Can Feel"では、[Tempted To Touch]/Beres Hammond や、[Fresh Vegetable]/Tony Rebelが、まず思いつくところだったりしますが、あえて [Nana's Medley]/Nana Macleanを収録。これがまた良いんです! そして、もう1曲このリディムで収録されている [Girl I've Got To Get To You]/Tony Tuff はお馴染みの名曲!!
また、"Fire Burning" リディムと言えば、[Love Me Browing] [Love Black Woman]/Buju Bantonや、[Feeling Lonely]/Cobra & Beres Hammond、[Half Idiot]/Marcia Griffiths & Cutty Ranks 等が真っ先に思いつきますが、ここでは激渋の [This Time I'll Be Sweeter]/Jack Radicsを収録。
そして、"Far East" リディムと来たら、[Murderer]/Buju Bantonですが、こちらも優しい歌モノの [Save A Little Bit]/Mikey Simpsonを収録。イントロであがってしまう名トラ“College Rock”では、[One In A Million]/Sanchez、[Live On]/Beres Hammond & Marcia Griffithsを差し置いての、[Sweet Vanessa] /Thriller Uと、これまた新鮮!
どれもイントロから印象的なビック・リディムだけに、「このイントロを聴くと、来るのはこの曲♪」と、勝手にアタマの中で歌おうとしているのを、良い意味で裏切ってくれて楽しいです。2002年の名曲[Education]/Warrior Kingも久々に聴けて上がりました。Beres Hammond、Marcia Griffiths、Garnet Silk、Wayne Wonderの名曲も良いバランスで収録されており、最後の [Real Issues]/Jah Maliも、〆を飾るにふさわしい名曲!
ただただPenthouseの大ヒット曲をというだけでなく、隠れた名曲的なチューンを挟んで聴く事で、改めてこのレーベルの良さを再認識させられました。ちなみに、本アルバムは「全曲対訳付き」と、これまた嬉しい仕様となっております。
「Penthouse Singerz」は、きっと末永く聴ける名盤となるでしょう。
ショップでお買い上げの方には、今ならPenthouseの『レーベル缶バッチ』付き!数量限定なのでお早めに。
また、アナログでは、只今、Penthouseの7インチの再発が充実しています。店頭での特集はもちろん、Web Shopでも"Penthouse"で検索していただければ、200曲近くのリリース曲がズラっと出てきます。ほぼ全曲試聴可能なので、時間がある人には全部聞いていって欲しいところ。昔からのレゲエファンは青春が甦るでしょうし、最近聞き始めた人でも「コレ聴いたことあるっ!」というような名曲が多数で、どっぷりとハマれるはず!
それほどPenthouse音源は、上質で万人に愛される音楽なんですよね。
ではでは。
2008.02.07:ROCKER'S ISLAND NEWS