まずは、Demarcoの[Fallen Soldiers] 。Demarcoは、この曲のレーベル「Star Kutt Records」のオーナーであり、自身も同レーベルから数曲リリースしております。03年にこのレーベルからリリースされたキャッチーなシンセの上モノが印象的な"Butta"トラはかっこよかったですね。当時、Sean Paulの[Butta] 、Elephant Manの[Nuh Friend]のヒットしかイメージに残っていませんでしたが、エレのB面でDemarco [Jamaica] がちゃんとリリースされていて、改めて聴いてみるとなかなか渋いです。ちなみに怪しく迫力満点のトラで人気の"Gang War"や、入荷したてほやほやのJohn Johnレーベルからリリースの"Shoot Out"も彼が制作しており、その非凡な才能が確認できるはず。
そんなDemarcoは、ポートモア出身の25歳。[Fallen Soldiers]の大ヒットでなんとアメリカのインディーズレーベル最大手のKoch Recordsと契約を結んだそうです。うわさによると契約金はUS$100万を超えるとか超えないとか!?とにかくレゲエを世界に広めるためにもメジャーでの成功を願います。
曲は死んでいったギャングスタ友達を恋しく思う内容!これまで歴史を築いてきた先祖達たちをBIG UPする曲とも取れるようです。切ないトラにボコーダー使いの哀愁ボーカルがはまっています。ほんとかっこよくて、流行って当たり前のオススメチューン!
お次に紹介するのは、こちらも最近名を上げてきたアーティスト、Bugleの[What We Gonna Do]。Bugleは現在27歳。Elephant Manに楽曲を提供しだしたのがキャリアの始まりで、04年にはエレの「Good 2 Go ツアー」に参加し、来日もしているようです。そして、現在ジャマイカ最重要レーベルの一つ「Daseca」に見出されこの曲をリリースし、ヒットに至っております。
Mavadoを思わせる独特の哀愁漂う歌声は、「どうしたら自分と自分の子供達がもっとマシな生活が出来るのか」と歌う曲の内容に説得力を与えているように感じます。続編となる[Journey(未入荷)]は、打って変わって綺麗なピアノの上モノが気持ちいい前向きな気持ちになれる好チューン!そして、最近は歌も好調なSeraniとのコンビ[Doh]もジャマイカでは既に大人気!自分達の成功をねたむバッドマインドなやつ等に対して物申すチューンで、PVもかっこ良いんで是非見てもらいたいです。入荷が待ち遠しいですね。
もういっちょNew アーティストをご紹介。Sizzlaと同じくAugust Town出身のシンガーDuane Stephenson。デビュー・アルバムはその名も「From August Town」。あの名サックス奏者のDean Fraiserがプロデュースしている間違いない内容。まだ7インチのリリースも目立ったものはなく、現場などでも耳することは少ないですが、これからじわじわ浸透していくであろう、というか是非して広まって欲しいアーティストです。
1曲目に収録されている[Ghetto Pain]でお気づきの方もいるかと思いますが、実はもともとはTo-Isisのボーカル!とにかくその伸びやかで透明感のある歌声は気持ちいいの一言。お洒落なR&B風なものから、弾き語りもの、そしてルーツ色漂うトラックまで全てにばっちりはまっていて、偏りなくいろんな角度から音を楽しめる傑作のアルバムです。
とにかく試聴機で一度じっくり聴いて、是非ゲットしてください。後悔はないはずです。現在大ブレイク中のTarrus Rileyと肩を並べる日もそう遠くないはず!?(ちなみに、このアルバムでも1曲Tarrus Rileyをフューチャリングしております)
そんなこんなでNew Artistを紹介してきましたが、ロッカーズ・アイランドはレコードの再発・再入荷も充実してます。毎週2回の入荷で変わるShop『今週の再発、再入荷コーナー』や、Web Shopの『今週の注目再入荷』は要チェックです。探してた曲にきっと出会えるはず。
また、再発・再入荷の希望も随時承ってるんでで遠慮なく声かけてくださいね。Web Shopでもリクエストできるので、そちらも是非ご利用ください。ではでは。
2007.11.23:ROCKER'S ISLAND NEWS