
スプリフを吸うスカンクの絵柄が非常に楽しげで可愛らしいPurple Skunk Records。
ジャマイカで最もポピュラーなラジオ番組であるIrie FMで、新曲紹介の番組を担当する、DJ Wayne(本名:Wayne Morris ウェイン・モリス、ジャマイカ・モンティゴ・ベイ在住)が2003年から活動を開始したレーベルである。
Irie FMの看板DJであることの利点、すなわちレゲエのトレンドをいち早く察知できる能力と、ジャマイカ全土へ(最近ではインターネットでのリスナーも増え、海外のリスナーへも)新曲を発信できる力を併せ持つ強力なレーベルで、今までにリリースした作品のほとんどを、今最も注目を集めている人気リディムメイカーであるDonovan Bennet(通称:Don Corleon)と制作しており、その作品のレコーディングも主にDonが所有するVendetta Studioで行われている。
いままでにリリースした作品は、年に約1〜2リディムづつのペースで、計8リディムあり、100タイトルほどになる。参加アーティストはDonの元で制作していることもあって、Donが起用するアーティストと顔ぶれが似ており、現ダンスホールシーンで活躍するElephant Man、Bounty Killer、Vybz Kartel、Wayne Marshall、Sizzlaなどの一流どころから、次世代を担う注目の若手であるJagwa、Hollow Point、I-Octane、Teflonなどである。
2005年末にリリースした、Heptones [To The Top] のリメイクリディムであるワンドロップリディムでのRichie Spice [Tek Yuh Mine Off A Me] がスマッシュヒットを記録し、同月にリリースされた哀愁漂うお洒落な雰囲気のミディアムリディムの"Istanbul"(※注1)がリディムヒットし、日本のレゲエファンにも広く知られるようになる。
最近では2007年末にリリースしたダンスホール・リディムの"Operation Torpedo"でのMavado、Vybz KartelにPressure feat: MungaなどがMIX CDや現場でガンガンプレイされ、ヒット中。
今まで、多くのアーティストをレコーディングし同トラでの大量曲リリースであったが、最近では少数精鋭でのリリースに変わってきているよう。
※注1:大ヒットリディムの"Drop Leaf"に端を発する、流行中のオルガンやバイオリンなどのストリングス系の音色で哀愁感をかもしだす、例えるなら現代のラバーズ曲。