先月は世界中でClashがありましたね。Jamaica、Antigua、Europe。 年末もEuropeやCaribで面白そうなのが有りますが、NYはと言うと。。。。大きなClashは『Tek 9(Brooklyn)v.s. Trooper(Jamaica)』があるはずだったんだけど、Trooperのビザの問題で中止。確実に、昔みたいな大きなClashも無ければ、それを見たいと言うお客さんも減りました。理由は色々あると思います。
まず基本的に、ReggaeのDance自体がダンサー重視のJuggling Danceになってきて、Dubの必要性が昔ほど無くなってきた。昔はSoundをやるんであれば必ずDubが付き物だったし、DubのOriginalityがDanceを沸かせていた。Sound同士のライバル感もあったし「おい!あのSoundと、このSoundがDanceするらしいよ。何か起こりそうだな!」と昔はよく噂になっていたが、それも最近じゃ耳にしない。Dance中に起きるあのバチバチ感がたまんなかったな〜。
最近はDub Plateを持ってないSoundやDJも多いんじゃないかな。その反面、Dubを持ってるClash好きのSoundも、この不景気の中Artist達が要求してくるDub代が高くて払えないし、払った所でClashをしても名は上がるかもしれないが利益にするのは難しい。
Promoterも客が入るJuggling Danceばかりしていて、ClashやHardcoreのDanceが減り、JugglingをしないSoundの名は聞かなくなっている。こんな状況が、NYのClash Sceneを変えている気がする。
でもそんな中、まだClashを愛するPromoterやSound Man達は、NYに沢山いる。今回見にいった3つのClashも、サイズは小さいがNYにClash Vibezを戻そうとする彼らによって行われている。
考えをポジティブに変えれば、逆にこんな時期だからこそ無名Soundや、Clash好きのSoundが名を挙げるチャンスなのかもしれない。ClashをやるSoundやPromoter達が、利益や勝ち負けを気にしなければ、どんどん火が点くんじゃないのかな。現に、この小規模のClashにも名のあるBig Soundがサポートしに来たり、Entryし始めているし。
ある程度のDubを持つのに最初は金が必要だけど、結局MCのスピーチと曲の掛け方によって、沢山のDubを持っていなくてもインパクトのあるClashは出来ると思う。最近NYで行われてる小規模なクラッシュで、今までに聞いた事のないSoundが新鮮なDubをかけて勝ち上がって行くのを見るとかなり面白いし、見てる方もやる気が出てくる。改めて思った事が、やっぱりDubは一曲一曲大事にOriginalityのある物を録っていれば、一生役に立つって事ですね。
話は変わってClash Report。まずは3、4ヶ月前に Bronxで始まった、毎週水曜日に行われている「Whispers Clash」に行って来た。 毎週集まった3、4 Soundの中から各週の勝者が最後のFinalに出場。今回そのFinalに、BronxからMy Bredda《Jaime from Young Hawk》(※1)、《Camouflage》(※2)、《AAA》(※3)、《Scientist》(※4)が出場。
Old School Dubをかけ続けたScientistが、2Round目に脱落。3Round目には、最近勢いに乗ってるCamouflageが、Young HawkとTune Fi Tuneに行くかと思いきや、上手いMCと曲の絡みで地元Bronxの客の心をつかんだAAAが、Young HawkとのTune Fi Tuneへ。最後はやはりBronxのベテランYoung Hawkが、Dennis BrownやGregory Isaacsなどで勝利!トロフィーを勝ち取った。
※1:2004 World Clash出場経験あり。from Bronx
※2:最近NYのClash Sceneに名を出している。from Long island
※3:from Bronx
※4:from Bronx
Brooklynでは、Macabeez Clash「WAR ZONE」。こちらも毎週金曜日にClash。各週の勝者がFinalへ。今回のFinalは、ドイツの《Sound Viblation》が見物だったんだけど、日程が合わず不参加。結局《Super Gold》(※5)v.s.《Desert Eagle》(※6)v.s.《Dadd Ax》(※7)v.s.《Jam Kam》(※8)v.s.《Texas》(※9)になった。
いい感じで1Round目が始まり、2Round目のElimination Roundへ。ここでJam Kamと、PlaybackしたDesert Eagleが落ちたんだが、その後機材や時間の問題でPlayが出来なくなり、仕方なくクラッシュが延期!せっかくいい感じにいってたのに残念だった。この「Macabeez Clash」の過去から今までの出場サウンドの動画が、Promoter Notchのサイトに載っているんで、興味がある人はCheckして見てください。
■YouTube:
http://www.youtube.com/user/sndbwoy
※5:20年以上のベテランSound。from Texas
※6:from Buffalo
※7:from Baltimore
※8:from Brooklyn
※9:from Bronx
そしてClashなどめったに無いManhattanでも、女性Promoter Lioness Illspreeによる2ヶ月に一回ペースで行われる「Reggae Ravers Sound Clash」が。
出場Soundは「Macabbez Clash」第一回Finalの勝者《Yaried》(※10)、《Acid》(※11)、Defending Championの《Orijahnal Vybz》(※12)and《Jah Fingers》(※13)。《Tek Life》は欠場。
こちらもなかなか面白いClashでした。始めにAcid Soundが脱落。3Round目にOrijahnal Vybzと、UnderdogのJah Fingersの脱落が決まらず、もう1曲かけて判断。Jah Fingerの思わぬBigTuneで、Jah FingerがYariedとのTune Fi Tuneへ。結局Yariedが落ち着いたPlayでJah Fingerを下し、トロフィーをゲット!
※10:from Brooklyn
※11:from Brooklyn
※12:from Brooklyn
※13:from Brooklyn
と言うような感じで、今のNY Clash Sceneは動いてます。7月には延期になった、毎年Tek-9 Promotionによって行われる「Brooklyn Face Off」が。これには、カナダでMighty Crownと戦ったLexus Superiorや、「Macabeez」に出場したYaried、MarylandからOutlaw、FloridaからRiddim Forceが出場。
Tek-9は、Brooklyn代表のClash Sound & Promoter。彼が今のNY Clashをトップで支えてます。この先、Tek-9、Macabeez、Lioness Illspreeや、Clash好きのSound Man達によって、NYのClash Sceneがますます活発に成る事を楽しみにしてます。
そして最後に、Tek-9 PromotionによるTarrus RileyのShow。日本からはYard Beatがアーリーを温めて、スペシャルゲストでDean FraserやBush Manも飛び入り参加!いいバイブスですよ!
動画が撮れたんでどうぞ!!!
▲YouTube:Tarrus Riley @ C-PAC Brooklyn, NY 5/10 Pt.1
▲YouTube:Tarrus Riley w Dean Fraser @ C-PAC Brooklyn, NY 5/10 Pt.2
▲YouTube:Tarrus Riley w Bush Man @ C-PAC Brookyn, NY 5-10 Pt.3
■KING JAM Information
2010.05.25:HARD KNOCK LIFE